BEHIND THE SCENE貼り箱のこだわり

貼り箱のこだわり

100年の歴史を持つ京都の箱屋さん

貼り箱づくり

貼り箱づくり

貼り箱とは、板紙の箱に色紙を貼るなどしてきれいに仕上げた、化粧箱のこと。
貼り箱の歴史は古く、厚紙がなかった時代には、杉などの木で箱をつくってその表面に和紙を貼って綺麗に装飾されていました。
明治時代になり、黄ボール、チップボールなどの板紙が普及し始めると、次第に板紙に和紙を貼り装飾する製法が普及し、和紙以外にも洋紙を使うことも増え、様々なデザインのものが誕生しています。
昔は和菓子屋や陶器店の多い京都には、貼り箱屋がたくさんありました。
1919年に創業したマルシゲ紙器も100年の歴史を持つ京都の箱屋さんです。
蓋に木版和紙を使用した名刺BOX・カードBOXはマルシゲ紙器のオリジナルブランド「&PAPERS」で作られています。

&PAPERS

創業100年の京都の貼り箱工房「マルシゲ紙器」が母体となり、これまでに培った技術と新しいアイデアで「&PAPERS」 (アンドペーパーズ)のプロダクトはつくられています。
プロダクトの特徴は、そのままでも使えるデザインをより自分好みに「カスタマイズ」できること。
これまでの伝統を尊重しながらも、自分らしく楽しむクラフトマンシップをかけあわせ伝統をさらにかろやかに進化させ続けていきたいと考えています。 老舗の技術力を生かした貼り箱ブランド「BOX&NEEDLE」の姉妹店です。

&PAPERS店内写真

&PAPERS
京都府京都市下京区五条通 高倉角堺町21番地 jimukinoueda bldg.1F
075-354-0351
店舗営業時間10:00 - 18:00 / 定休日:毎週水曜日(不定休有)

&PAPERS WEBサイト

FLOW貼り箱製作の流れ

  1. ボール紙に色紙・木版和紙を合紙する

    ボール紙に色紙・木版和紙を合紙する

    貼り箱は、箱のベースとなる板紙もしくはボール紙と呼ばれる厚紙に色紙などを合紙した紙を貼って組み立てた箱のことです。
    蓋のパーツと身のパーツに分けて、作業します。

    箱の外側に使う紙(洋紙・木版和紙)を、四角に断裁し、隅切り機を使って箱に貼る前の形にします。(写真左側)
    箱の内側になる色紙を板紙に合紙し、罫線(ハーフカット)を引き、箱の蓋と身になるパーツをつくります。(写真右側)
    蓋の裏側には、「AIUEO&PAPERS」のマークを箔押しで先にいれます。(写真右上)

  2. ニカワを溶かす

    ニカワを溶かす

    ニカワ(膠)を鍋に入れ温め、混ぜながら溶かします。
    40度以上で溶けるので貼った後、乾くと固まるが、アイロン当てると溶けてはがせるので、やり直せる利点があります。
    手で温度を確かめて粘り気を調節したりする職人さんもいます。

  3. ニカワを紙に素早く塗る

    ニカワを紙に素早く塗る

    素早く刷毛で紙にニカワを塗ります。
    ニカワはすぐに渇いてしまうので均等に素早く塗ることが重要です。

  4. ニカワを塗った紙と上蓋のボール紙を貼り合わせる

    ニカワを塗った紙と上蓋のボール紙を貼り合わせる

    ニカワを塗った紙の上にボール紙を乗せます。
    手作業で上下左右均等になるように角と切り込みを見ながらのせるのが職人の仕事です。

  5. ニカワを塗った紙と上蓋のボール紙を貼り合わせる

    身の板紙は開かないようにセロハンテープで仮留めしながら作業を進めます。
    蓋は浅いので、テープ留めなしで、手で押さえながら貼っていきます。
    40℃より温度が下がると粘度が落ちるので、早く貼る必要があります。

  6. 紙を折り込む

    紙を折り込む

    四隅にハサミを入れて、長片から先に折り込んでいきます。
    しっかりと指で折線をつけないとたるんで紙が浮いてきてしまいます。

  7. 紙を折り込む

    指でしっかりと押し込み、最後はヘラ(ドイツ製のテフロンのヘラ)でしっかりとなじませます。先が細くなっているので、角もしっかり押し込みます。

  8. 下の箱をつくる

    下の箱をつくる

    同じ工程で下の箱も貼っていきます。

  9. 貼り箱の完成

    貼り箱の完成

    木版和紙とボール紙、洋紙を使ってカードBOX・名刺B0Xが完成。
    職人の手作業による箱の仕上がりの美しさに驚きです。

ITEMS貼り箱を使ったアイテム

「竹笹堂」と一緒に作った木版和紙を箱の蓋に使ったポストカードと名刺サイズの貼り箱を「&PAPERS」と作りました。
職人の手で一点一点手貼りで制作されています。

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